結婚式の前撮りを計画しているのなら、撮影風景にこだわるのが成功の秘訣と言えます。
婚礼衣装を着て実際の式よりも前に記念写真を撮るのが前撮りですが、
昔は写真スタジオで撮影していた人が多かったのに比べて
近年ではロケーション撮影を利用する人が増えています。
その理由は、写真スタジオでは背景が単調になることが多いのに対して、
ロケーション撮影を選んで街の中にある素敵な場所で記念写真を撮るようにすると、
二人の活き活きとした姿を写真に残せることが多いという点が魅力になっているからです。
同じ衣装を着ていても、背景が壁であるのと魅力的な風景であるのでは
写真のクオリティが違って見えます。
フォトジェニックというのは写真写りが良いという意味ですが、
例えば、京都エリアにはフォトジェニックな撮影風景がたくさんあるため、
このエリアでロケーション撮影をするのはおすすめです。
眺めているだけでも気持ちが落ち着くような美しい風景が多くある京都で、
とっておきの写真映えするスポットを見つけて前撮りを行えば
素晴らしい思い出ができることが期待できますし、
後日その写真を見せる人たちにも楽しさや感動を伝えられるでしょう。
京都での前撮りにおすすめなのは白河院
京都には綺麗な景色がたくさんあるため、このエリアで結婚式の前撮りを行うのは賢い選択だと考えられます。
しかし、京都には色々な場所があるのでどこを選べば良いか迷う人もいるかもしれません。
そんな人におすすめなのは、京都市指定名勝になっている白河院です。
このスポットは平安時代には藤原良房の別荘だった所ですが、
長い歴史を経て今は旅館になっています。
こちらには宿泊をすることもできますが、山水・池泉回遊式の庭園があり、
宿泊者以外も見学などができるのが特徴です。
この庭園は、平安神宮の神苑や丸山公園などが代表作として知られている
七代目小川治兵衛(通称・植治)という腕の良い職人さんが作ったものです。
琵琶湖疏水から引き入れた水が流れ、数寄屋造りの別館や
茶室などもあるこちらの庭園にはツツジや松、紅葉などの植物も
多く植えられており、四季折々の風情を感じられます。
東山を借景にしているこの庭園は日本らしい伝統的な美しさに満ちているので、
和装で前撮りをしたい人には最適と言えるでしょう。
こちらでは庭園を散策しながら色々な写真を撮ることができますが、
池などの写真映えしそうなポイントが多いのが魅力です。
白河院での前撮りに対応しているスタジオも見つけることができるため、
この場所で一生の思い出になる写真を撮ってみてはいかがでしょうか。