円山公園での前撮りで理想的なこだわり撮影をしたい場合は、撮影指示書を作ることがおすすめで、これを作ることによって失敗しない前撮りを実現することができます。
前撮りの指示書は、A4の紙に撮影してほしいポーズやシチュエーションのリクエストを画像や文字でまとめたもので、撮影を依頼する側が事前に作ってカメラマンに渡す形となります。
事前に打ち合わせができなかったときや当日担当するカメラマンが誰か分からなかったときに使用することが多いですが、自分自身が選んだ信頼できるカメラマンに前撮りしてもらう場合であっても便利に活用することができます。
カメラマンがどれだけ優秀な人であっても、依頼する側がどんな写真を求めているのか予想することは非常に難しいので、双方の行き違いを防いで理想的な撮影を行うためにも指示書の作成は重要なポイントになるといえます。
また、海外で日本語が通じないカメラマンに撮影を依頼するときや、カメラマンとの直接的なやりとりが少ない場合でも前撮り指示書が頼りになりますが、その一方で指示書を作ってしまうとそれに縛られて2人の自然な雰囲気が撮影できなくなる可能性もあるので、状況に合わせて作るか作らないかの判断をすることが大切になってきます。
前撮り指示書の上手な作り方
撮影指示書は、その内容によって撮影に与える影響が大きく変わってくるため、作り方が非常に大切なポイントになってきます。
前撮りの指示書を作る上でルールなどは特にないため、自分の理想とするイメージやリクエストがカメラマンに分かりやすく伝われば基本的にはどんなものでも問題ありませんが、上手な作り方としてワードやエクセルにイメージをまとめるといった方法があります。
SNSやインターネット上で見つけたお気に入りの画像を保存している場合、ワードやエクセルなどを使用してそれらの画像を貼り付けていき、画像をまとめていく過程の中でより見やすくするために見出しや画像に関するコメントを付け足していくことがおすすめです。
コメントはポイントを簡潔にまとめながらも、カメラマン自身がどの程度の裁量で撮影したらいいのか分かるようにしておくことで撮影する側も助かります。
また、前撮りしてもらいたいイメージをなんとなく持っているけどそれを言葉に落とし込めていないときでは、カメラマンにイメージを伝えるのが難しくなってしまうので、撮りたい写真にこだわりがある場合であれば撮ってもらいたいポーズをしっかり説明できるようにしたり、事前の打ち合わせで相談しておくことが大切になってきます。